ついにここ関西地方も今週より梅雨入りしてしまいました。
今年は気持ちの良い季節にあまり外に出かけられず残念でしたが、そのぶん
おうち時間を満喫することができました。
基本的におうちにいるのが好きな私は、あまりストレスを感じることもなく
カタフェスに参加させていただいたり、衣替えついでに洋服の整理してみたり
おやつを手作りしたり…それなりに楽しく過ごしておりました。
さて、実は今年の1月に我が家にトイプードルの子犬がやってきたのですが、この子が
やんちゃでやんちゃで…。子犬ってものはこんなものかもしれませんが、実家で犬を飼っていた
経験はあるものの、自分がメインでお世話するのと母が世話してくれていたのとは雲泥の差!
そういえば、以前パぺリナのキッチンマットの回でも参加しておりましたが、こんな子です⇩
背景がとっ散らかっているのはご愛嬌^^;
で、この子がですね、大事な大事な宝物の(?)Yチェアの脚元に粗相をやらかしたわけですよ!!!
ちなみにYチェアとは、20世紀を代表する家具デザイナーのハンス・J・ウェグナーがデザインした北欧の椅子で、「CH24」という型番が付けられています。
デンマークで作られており、背面部分の支柱がYの字になっていることからこう呼ばれるようになりました。
我が家では、このように本棚の横に鎮座して、たまにここで読書など楽しむ…つもりですが、なかなか時間がなくて
実はゆっくり座ってということが出来ていません(汗)
でも、眺めるだけでもうっとりしてしまう造形美♫と、思っています。
話がそれました。
この大事なYチェアの脚元に粗相をされたのですが、この椅子はソープ仕上げというもので、
Yチェアにはオイル仕上げとソープ仕上げの2種類があります。
私は、無塗装のすべすべした感じが気に入ってソープ仕上げを選んだのですが、これが無塗装なだけに
椅子の脚の裏面は木口と言って、木を横に切ったままの状態なのですね。
となると、ここにはいわゆる理科で習った導管がむき出しになっているのです。
なので、水分に接すると吸い上げてしまうのですね。
そして、膨張した木が割れるという悲劇が起こってしまうのです!
こうなってしまいました(涙)
ショック!!!
特に座るのに不都合があるわけではないですが、なんだか残念すぎて。
まぁ、遠目に見ればあまり目立たない。
でも、気になる、気になる、気になる…。
そこで、この椅子を買った大塚家具さんに問い合わせてみました。
すると、回答はこうでした。
①完璧に元に戻すとなると椅子の脚を一本取り換えることになる。が、その場合は経年変化で色が変わっているので
一本だけ違う色になってしまう。
②自分でできる修理方法、というか目立たなくすることはできる。
というわけで、まずは②の方法を試してみることに。
無塗装の木の割れを目立たなくする方法とは?
その方法とは
1.まず、割れた部分の周辺を目の細かい紙やすりで削る
2.その削った木の粉と木工用ボンドを混ぜて、割れ目に埋め込む
以上。
ちょっとでも目立たなくしてあげたかったので、やってみました。
600番の紙やすりが家にあったので、それでそーっとゴシゴシして、こまかーい木くずを
集めて木工用ボンドと混ぜ混ぜして。(もうちょっと粗い400番ぐらいでも良かったかも)
爪楊枝と定規などヘラみたいなもので埋め込んでみました。
木工用ボンドは乾くと透明になるので、木くずの量が少なかったのか、うまく混ざらなかったのか
乾いてみると割れ目が見えないほどにはなりませんでしたが、とりあえず触ってみたところ
段差は感じられなくなりました。
どうでしょうか???
ちょっとはマシ?だよね?誰かマシと言って!
という訳で、いつぞやにも書いたカグスベールという椅子の脚にはかせる靴下みたいなものを履かせて
防御してます。ゴム製なので、もしまた足元に水分があっても大丈夫、なはず。
脚一本とりかえるほどではないけど、このショックな気持ちを和らげることができたので
この度はこれで満足しておくことにしました。
無塗装の家具って、素敵だけどお手入れがまぁまぁ大変ね・・・。
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