先日、娘と急に思い立って近くでお花見をしてきました。
お花見に行くと毎年ついでに探してみるのが春の訪れを告げる「つくし」です。
今年もちゃんといつもの場所ににょきっと顔を出していましたよ♬
ちなみに「つくし」は、湿気を含んだやわらかい土壌に生えるので
川の土手や田んぼのあぜ道などで見つけられるようです。
そして、意外にもビタミンCやビタミンE、そしてβカロテンなど栄養素も多く含まれているんです。
とはいえ、それなりの量を食べないとその栄養価に期待はできませんけどね…。
(今回私が採ってきた量では、ほーんの少しの効果しか期待できそうにありません^^;;)
春の味覚「つくし」をお料理
お花見で春を満喫して帰ってきたところでつくし(土筆)のお料理に取り掛かりました。
つくしというのは正式名称ではなくて、「スギナ」というのが本当の名前だそうです。
このスギナをお茶にした「スギナ茶」というのは高血圧にとっても良いらしいのですが
それはまた別の機会に…。(ちなみに時々飲んでます。効果はちゃんとあるみたい!)
今年は思ったよりたくさん採れなくて、お料理にしてしまったらほんの少しになってしまいました。
本当は袋いっぱいほしいところです。
今年はたったのこれだけ・・・。
採ってきたつくしはなるべく早めに水につけておきます。
「つくし」にはアクが多く含まれますので、このままでは食べられません。
でも、天ぷらなどにする場合はこのままでも良いらしいですよ。
今回は少なすぎるので私は卵とじにしましたが、佃煮も美味しいです。
さて、水にさらしておいた「つくし」のハカマの部分を取り除きます。
縦に引っ張るとそこでちぎれてしまうので、横方向にはがすときれいに取れますよ。
この作業が一番大変なのですが、ハカマは硬くて食べられないので頑張ります!
そして、素手でやると2日間くらい指先が真っ黒になりますので、
できれば薄いビニールの手袋をするほうが良いかもしれませんね。
左が袴が付いた状態、右は取った後です。
沸騰したお湯に塩を入れて茹でます。
しっかりとアクを取りたい場合は、お酢や重曹でも良いのですが、私はお手軽に塩で。
茹でる時間は15秒くらいで大丈夫です。あんまり長く茹でるとクタクタになってしまいますのでね。
茹で上がったら水を2,3回変えてしっかりと絞って水気を切ります。
そしたら、ますます少なくこんなになっちゃいました。
これで下ごしらえが完了!です。
後はこれをお醤油、みりん、お酒などで佃煮にするか、
お出汁とお醤油、みりんで煮て卵とじなどにします。
今回は、私は卵とじでいただきましたが、卵の甘さと土筆のほろ苦さがとても美味しい一品でした。
ちょっとほろ苦いオトナな春の味覚を今年も味わえて、春満喫です。
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