漆器のお椀を修理してもらいました。


結婚の時に実家の母が台所用品は一通り揃えてくれたのですが、その中に塗りのお椀もありました。
特別に高級品というわけでもないけれど、一応某百貨店で買ってくれたものです。
それが、年月と共に塗りが剥げてきて…。

こんな風になってしまっておりました。

特に右上のものはひどい剥げ方です(><)

このお椀が6個あったのですが、どれもまぁまぁな剥げ方で。そりゃ12年も使えばこうなるわな。

 

というわけで、このお椀の塗り直しをしてもらえるのかどうか、調べてみました。

購入した百貨店では、すぐには分からないという回答で、預けるとなるとなかなか面倒です。
なんせ自宅から片道1時間ほどの距離にあり、お椀を預けに行って修理可能ならいいけれど、不可能だったら引き取りにいかなきゃならないし!

 

というわけで、やっぱりインターネットで調べよう!という結論に至りました。←最初からそうしろよ!という声が聞こえてきそうですが。
(大事な物だから、本当は人の顔が見えるところでお願いしたかったんですが、結局修理屋さんと直接つながれるわけではないしね)

 

いくつかあった漆器の修理店に問い合わせる

その問い合わせた中から夕方の遅い時間帯だったにもかかわらず、
10分ほどでメールの返信がきた業者さんがありました。
あまりに早くてびっくりですよ。
でも、やっぱりその後の取引もものすごくスピーディーでした。

そのお店は福井県にある「漆器 ヒロセ」さんというお店です。

最初のメール以後は、LINEでつながりとにかく連絡が早かったですし、こちらからの連絡もしやすかったです。
写真も簡単に添付できますしね(^^)/

 

出来上がり!

修理を依頼した漆器のお椀は、拭き塗りというもので薄く漆が塗ってあるものだったそうです。
そして、淵に天縁という赤や黒の漆が塗ってあったのですが、それも剥げ方が著しければ塗りなおすとのことでしたが
結果、そこまでは必要ないと判断されたらしく、必要最低限の修理で済みました。

というわけで、修理期間は2週間ほどでした。
天縁も塗り直しということになれば、1ヶ月はかかるということでしたので、あまりに早くて拍子抜けしたほどです。

ちゃんと修理完了後は、出来上がりの写真も送ってくださって、これで満足していただけるようでしたら
ご返却します、とご連絡いただきました。
大、大満足でしたので、それからすぐ返却されてきました。

出来上がりはこんな感じ!

まるで新品ではないですか!

このお椀に関しては、拭き塗りという種類なので、この程度の剥げ方でしたら何度でも修理は可能だそうです。

普段使いのお椀ですし、毎日のように使いますので10年後(?)また修理をお願いしようと思います。

最後にかかった費用は?

今回のお椀は一つに付き、修理代金は1,800円かかりました。
6個依頼しましたので、全部で10,800円也。
天縁の修理も必要になった場合はもっとかかったと思います。
それと、往復の送料がかかりました。

でも、百貨店で問い合わせしていたらもっと時間もかかっただろうし、往復の交通費など考えれば
これで大正解だったと思っています。

いくつかの業者さんを調べましたが、やり取りがスムーズで、費用も他より高くなかったので本当に良かったと思いました。
母に買ってもらった大切なお椀ですので、これからも大切に使い続けたいです♪

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ABOUTこの記事をかいた人

2009年から今の建売住宅に住み始めました。 夫と娘の3人暮らし。整理収納を学んで、少しづつ家の中が整ってきました。 おうちの中のこと、日々の事など綴ってきたいです。